ポテンツァのダイヤモンドチップとは？効果や値段・ダウンタイムを徹底解説！

「ポテンツァのダイヤモンドチップは普通のチップとどう違うの？」
「ダイヤモンドチップによる施術はどんな効果があるの？」こんな疑問を感じている人は多いでしょう。

ニキビ・ニキビ跡やシミ、毛穴、たるみなど様々な肌悩みに有効とされるポテンツァは、その前身と呼ばれるダーマペンと同じく、マイクロニードルをお肌に刺し、その創傷治癒効果により美肌を目指す施術方法が一般的です。

しかし、ダイヤモンドチップにはニードルがなく、施術方法も効果も従来のチップとは異なります。ニードルのないチップは少ないので、従来のチップと効果や値段がどう違うのか不安ですよね。

当記事では、ポテンツァのダイヤモンドチップの効果と値段、ダウンタイム等を徹底解説します！

ダイヤモンドチップとは何か気になっている人や、ポテンツァの痛みが心配な人はぜひ参考にしてください♪

ダイヤモンドチップはポテンツァのチップの1つ！ダイヤモンドチップはたるみ改善に効果的なワケとは

ポテンツァには全部で14種類のチップがあります。その多くはダーマペンと同じくマイクロニードルが付いたものですが、ニードルの無いタイプもあり、ダイヤモンドチップはその1つです。

2021年に日本でリリースされた比較的新しいチップで、針がついていないため平たい面をしているのが特徴です。

モノポーラとバイポーラという2種類の高周波（RF）を連続照射する特許技術により、肌表面から深部まで効率よく熱エネルギーを届けることができ、痛みをほとんど感じないというメリットがあります。

この2つの熱エネルギーによって、治療直後からの即時的な「タイトニング効果」と、中長期的な「肌の引き締め効果」を得ることができ、たるみやほうれい線・マリオネットライン、毛穴の開きなどの改善が期待できます。

ダイヤモンドチップで効果が出る人と出ない人とは？施術を受けられない人もご紹介

ダイヤモンドチップは人によっては効果を実感しづらい場合があります。ここでは、効果が出やすい人とそうでない人の違いや、そもそもポテンツァを受けられない人の特徴について解説します。

ダイヤモンドチップの効果が出る人の特徴とは

ポテンツァは目的に応じてチップを入れ替えられる施術です。目的別に適したチップが用意されているため、自分の肌悩みに合ったチップを選択することが大切です。

ダイヤモンドチップで効果を実感しやすいのは、「たるみ」や「シワ」にお悩みの人です。

コラーゲンやエラスチンの生成が促進されるため、肌が内側から引き締まり、フェイスラインのたるみが改善したり、高周波の熱エネルギーによってコラーゲンが収縮し、シワを改善したりします。

ダイヤモンドチップの効果が出ない人の特徴とは

ダイヤモンドチップによる施術は「たるみ」や「シワ」にお悩みの人におすすめです。シミや肝斑、ニキビ・ニキビ跡など、その他の症状を改善したい人には別のチップが適していると言えます。

カウンセリング時に医師としっかり相談し、自分の肌悩みに応じたチップで施術するようにしましょう。

ダイヤモンドチップを受けられない人とは

以下に該当する人は、ダイヤモンドチップというよりもポテンツァ自体を受けることができません。施術を希望する場合は、時期をずらしたり、医師に別の施術を提案してもらったりしましょう。

妊娠中・授乳中である/施術部位に金属が入っている/皮膚が弱い・皮膚疾患がある/特定の疾患がある

ダイヤモンドチップの効果はいつからいつまで続くの？たるみ改善に必要な回数や値段とは

ダイヤモンドチップは1回でも高い効果が期待できる施術ですが、その効果がいつまで続くか気になりますよね。ここでは効果の持続性や適切な施術回数、1回あたりの相場などについて解説します。

ダイヤモンドチップの効果はどのくらい続くの？効果は永久ではないってホント？

ダイヤモンドチップによる施術は1回でも効果を実感しやすく、また1回受けると数カ月間は効果が持続しやすいと言われています。ただし、効果は永久ではなく、徐々に戻ってしまうため、定期的に受けるのがおすすめです。

ダイヤモンドチップでたるみ改善を目指すには何回通う必要があるの？必要な回数や頻度を紹介

ダイヤモンドチップでたるみ改善を目指す場合は、3～4週間おきに3〜5回程度の施術が目安です。ただし、施術頻度・回数は肌状態によっても異なるため、何回くらい施術が必要かカウンセリング時に確認しましょう。

ダイヤモンドチップの値段の相場はどのくらい？たるみ改善には総額でいくらぐらいかかるの？

ダイヤモンドチップの1回あたりの値段の相場は以下の通りです。

ショット数	値段
300ショット	約20000円～40000円
500ショット	約40000円～60000円
700ショット	約50000円～70000円

顔全体だと300～400ショットが目安ですが、肌の状態や症状によって適切なショット数は異なります。

たるみ改善を目指すには、3～4週間おきに3〜5回程度の施術が目安のため、総額として15～20万円程度をみておくとよいでしょう。

ダイヤモンドチップは痛くないってホント？痛くないワケも徹底解説！

ポテンツァは一般的にマイクロニードルを使用する施術のため、肌に刺す時にチクッとした痛みを感じやすいです。しかし、ダイヤモンドチップにはニードルが無いため、施術時の痛みを大幅に軽減できます。

施術中はラジオ波（RF）の照射による熱っぽい温かさを感じる程度のため、痛みに弱い人もリラックスして受けやすい施術と言えます。

ダイヤモンドチップのダウンタイムや副作用とは？注意点もご紹介

ポテンツァのダウンタイムは使用するチップの種類によって異なります。

従来のチップとダイヤモンドチップのダウンタイムの長さや、術後の症状・副作用の違いについて見てみましょう。

チップの種類	ダイヤモンドチップ	従来のチップ
針の有無	なし	あり
ダウンタイムの長さ	ほぼ無し（※1～2日程度赤みが出る場合あり）	2～3日
副作用	熱感・発赤・軽いむくみ・つっぱり感	肌の赤み・腫れ・内出血・炎症後色素沈着

このように、従来のチップよりもダイヤモンドチップを使用したポテンツァの方がダウンタイムが短く、術後の症状・副作用も軽い傾向があります。

表面麻酔も不要で、短時間で施術が終えられるため、「できるだけ痛みが少ない治療でたるみを解消したい」という人にはおすすめの施術方法です。

ポテンツァのダイヤモンドチップとハイフは何が違うの？効果や値段を徹底解説！

たるみ改善を目的とした美肌治療の1つに「ハイフ」があります。ダイヤモンドチップとハイフの効果はどう違うのか、またどちらがおすすめなのか気になりますよね。

ダイヤモンドチップはハイフよりも作用が穏やかで、ダウンタイムやリスクが少なく治療できるというメリットがあります。その他の違いについても見てみましょう。

	ポテンツァ／ダイヤモンドチップ	医療ハイフ
施術方法	・高周波（RF）を用いてハイフよりも皮膚の浅い部分を刺激する施術	・高密度の超音波を照射・皮下組織よりも下にあるSMAS層（筋膜）にアプローチする治療法
顔の正中付近（口元や鼻）への照射	可能	不可能（神経損傷のリスクがあるため）
効果	引き締め、タイトニング効果	高い引き上げ効果
痛み	ほぼ無し	部位や出力によってはあり
ダウンタイム・リスク	・ほぼ無し・熱感・発赤・軽いむくみ・つっぱり感	・2～3日から1～2週間程度・やけど・水ぶくれ・色素沈着等
おすすめの人	・口元のたるみやほうれい線が気になる人・ハリや弾力感をアップしたい人・毛穴の開きが気になっている人	・たるみだけでなく顔の脂肪が気になる人
1回あたりの値段の（※顔全体の場合）	20000円～40000円程度	40000円～80000円程度

このように、医療ハイフはダイヤモンドチップよりも深い層にアプローチできる施術のため、たるみをさらに内側からリフトアップする効果が期待できます。ただし、ポテンツァよりもダウンタイムが長くなる傾向にあり、リスクも高いです。

値段の相場もダイヤモンドチップの約2倍と高額なため、施術を希望する際は医師によく確認しましょう。

ダイヤモンドチップと組み合わせると効果絶大な施術はあるの？おすすめをご紹介

ダイヤモンドチップは他の治療と組み合わせることでより高い効果を発揮する場合もあります。例えば前項でご紹介した医療ハイフは、ダイヤモンドチップとは効果のある部位が異なるため、併用して受けるのもおすすめです。

浅い脂肪層～皮膚にかけて広い範囲に効果のあるポテンツァと、皮膚のさらに奥の筋肉層まで届かせる医療ハイフを併用すれば、骨以外の全ての組織へとアプローチが可能です。ポテンツァは引き締め効果の他にも、肌のハリツヤを改善する効果があるので、引き締めと同時に肌のケアを行いたい方にも適しています。