二重整形の切開法と埋没法の違いは?値段や特徴を解説

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切開法と埋没法の違いとは?値段や特徴を比較

「ぱっちり二重の目になりたい...」「左右で二重幅が違う」など、多くの女性が抱える目元の悩みを解決できる二重整形。そんな二重整形には「切開法」「埋没法」という2種類の手術方法があることをご存知ですか?

切開法と埋没法は、治療費やダウンタイム、適している人などさまざまな違いがあります。いざ、二重整形をしようと思っても、どちらを選べば良いのか分からないという方は多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、今後二重整形をしたいと考えている方向けに、切開法と埋没法の違いを解説します。

まずは切開法と埋没法の主な違いを表にまとめました。

特徴 切開法 埋没法
施術方法 まぶたを切って縫うことで二重ラインを作る まぶたの数カ所を極細の糸で留めて二重ラインを作る
施術時間 60〜90分程 10〜15分程
費用 約10,000円〜 約50,000円〜
持続期間 半永久的 3〜5年
ダウンタイムの症状 ・内出血
・腫れ
・痛み
・むくみ
・むくみ
・まぶたの違和感
・腫れ
・ものもらいなど
ダウンタイムの期間 1ヶ月〜3ヶ月 1週間〜1ヶ月
適している人 ・まぶたが厚い人
・余分な脂肪も除去したい人
・半永久的に二重になりたい人
・まぶたが薄い人
・費用を抑えて整形したい人
・周りにバレずに二重になりたい人


切開法と埋没法の主な違いは、施術方法・費用・持続期間・ダウンタイムです。ここからは各項目についてより詳しく解説します。

切開法と埋没法の違い①:施術方法

切開法と埋没法の大きな違いは施術方法です。切開法はまぶたを切開して縫うことで二重ラインを作る一方、埋没法はまぶたの数カ所を極細の糸で数点留めることで二重ラインを作ります。

それぞれの施術方法について詳しく解説しますのでチェックしてみてください。

切開法の施術方法

切開法では、二重ラインを作りたい部分の皮膚と眼窩隔膜を切開します。この眼窩隔膜と皮膚の端を縫い合わせることで、目を開けた時に筋肉の動きが縫合部分に直接伝わり、二重まぶたを作ります。

切開時にまぶたの余分な脂肪を除去することもできるので、まぶたが厚い方でも二重になることができます。

また、直接皮膚を縫い合わせているため、一度手術をすると半永久的に二重になれるのが特徴です。

クリニックによって異なりますが、切開法の手術には60〜90分程の時間がかかります。

埋没法の施術方法

埋没法は、二重ラインを作りたい部分に数カ所穴を開けて極細の糸を通し、皮膚の浅い部分で糸を結びます。目を開けた時に糸が皮膚を引き上げることで二重ラインを作ります。

切開法では皮膚を数センチ切る必要がありますが、埋没法は小さな穴を開けるだけなので、まぶたへの負担が少ないのが特徴です。

埋没法の手術は、クリニックによって異なるものの、10〜15分程の施術時間がかかります。

切開法と埋没法の違い②:かかる費用

切開法と埋没法では、治療にかかる費用も大きな違いがあります。各施術の料金相場が分かりやすいよう、美容クリニック5院の施術料金をまとめました。

クリニック 切開法 埋没法
TCB東京中央美容外科 83,600円(税込)〜 29,800円(税込)〜
湘南美容クリニック 195,100円(税込)〜 9,800円(税込)〜
品川美容外科 45,500円(税込)〜 ※会員価格 5,250円(税込)〜 ※会員価格
聖心美容クリニック 198,000円(税込)~ 42,900円(税込)〜
共立美容外科 192,500円(税込)~ 46,200円(税込)〜


切開法と埋没法の大まかな料金相場は上記の通りです。切開法は多くのクリニックが10万円以上の費用がかかる一方、埋没法は1〜5万円程で施術を受けられることが分かります。

施術内容によって費用は大きく異なりますが、切開法の方が治療費が高く、埋没法の方が比較的安く治療できるのが特徴です。

切開法と埋没法の違い③:持続期間

切開法と埋没法では、術後の持続期間にも違いがあります。

切開法の持続期間:半永久的
埋没法の持続期間:3〜5年程

切開法は直接皮膚を切開し、縫い合わせて二重ラインを作っているため、一度手術をすると半永久的に二重の状態を保てます。

一方、埋没法は糸で皮膚を留めている状態なので、数年経過すると糸が取れてしまい、二重が元に戻ってしまう可能性があります。埋没法を受けた方のなかには術後数ヶ月から1年程で二重ラインが消えてしまったという方もいるようです。

そのため、何度か埋没法を受けたものの二重になれず、切開法に切り替えるという方もいます。

切開法と埋没法の違い④:ダウンタイムの症状・期間

術後のダウンタイムの症状・期間も、切開法と埋没法で異なります。

ダウンタイム 切開法 埋没法
症状 ・内出血
・腫れ
・痛み
・むくみ
・むくみ
・まぶたの違和感
・腫れ
・ものもらいなど
期間 1ヶ月〜3ヶ月 1週間〜1ヶ月


切開法は皮膚を切る分まぶたへのダメージが多く、埋没法と比べダウンタイムが重くなるのが特徴です。術後1ヶ月程は内出血や腫れ、むくみなどの症状が続き、3ヶ月程経過することで正常な状態に戻ります。

一方、埋没法は皮膚を切る必要がなく、まぶたへの負担が比較的少ないので、術後1週間〜1ヶ月程でダウンタイムが終了します。

切開法・埋没法のメリット・デメリット

切開法と埋没法の主な違いが分かったところで、それぞれのメリット・デメリットについても解説します。

整形をしてから後悔しないよう、各施術方法についてよく理解しておきましょう。

切開法のメリット・デメリット

切開法のメリット・デメリットは以下の通りです。

メリット デメリット
切開法 ・半永久的に二重になれる
・まぶたの余分な脂肪を除去できる
・安定した二重ラインができる
・費用がかかる
・ダウンタイムが長い
・一度整形するとデザインを変えられない
切開法のメリット

切開法は、皮膚を縫い付けることで二重ラインを作るため、一度整形すると半永久的に二重の状態を保てます。また、切開時に余分な脂肪を一緒に除去できるので、まぶたが厚い方でも二重になれる点がメリットです。

埋没法は、皮膚を留めている糸が時間経過と共に緩んでしまい、二重ラインが緩んでしまうことがあります。一方、切開法は二重ラインが緩むことはなく、安定した目元を保てる点もメリットと言えるでしょう。

切開法のデメリット

切開法の主なデメリットは、費用がかかること・ダウンタイムが長いことです。最低でも10万円程、施術内容によっては30万円近く費用がかかる点は、多くの方が気になるポイントでしょう。

まぶたへのダメージが大きく、1〜3ヶ月程ダウンタイムが続く点もネックになります。

また、切開法で作った二重ラインは、一度定着するとデザインを変えたり元に戻したりすることはできません。そのため、腕の良い医師に施術をしてもらわなければ、整形後に後悔してしまう可能性もあります。

埋没法のメリット・デメリット

埋没法のメリット・デメリットは以下の通りです。

メリット デメリット
埋没法 ・費用が比較的安い
・施術時間が短い
・ダウンタイムが短い
・二重が元に戻る可能性がある
・二重ラインが安定しない
・まぶたが厚いと施術できないことがある
埋没法のメリット

埋没法のメリットは、費用が比較的安く施術時間も短いため、気軽に挑戦できることです。ダウンタイムも1週間〜1ヶ月程と短期間なので、整形のために長期的に休む時間が取れない方や、周りにバレずに整形したい方も挑戦しやすいでしょう。

また、皮膚を切ることなく二重になれるので、「切開するのは抵抗がある...」という方も二重になれるのがメリットです。

埋没法のデメリット

埋没法は、皮膚を留めている糸が時間経過と共に緩んでしまい、二重ラインが元に戻ったりゆがんでしまったりする可能性があります。気軽に挑戦できる分、永久的な二重にはなれない点が埋没法のデメリットです。

また、埋没法施術はまぶたが厚い方や、脂肪が多くある方は受けられない可能性があります。

切開法・埋没法どちらが良いの?それぞれおすすめの人を紹介

『結局どっちの施術方法がおすすめ?』

切開法と埋没法の違いが分かっても、自分はどちらの施術を選べば良いのか分からないという方は多いでしょう。

二重整形では、ひとり一人のまぶたの状態や、目指す二重によって適した施術方法が異なるため、「こちらの施術がおすすめ!」と一概には言えません。

ここからは、各施術の特徴をふまえ、それぞれどのような方におすすめなのか解説します。自分は切開法・埋没法どちらが良いか分からないという方は、ぜひ参考にしてみてください。

切開法はこんな方におすすめ!

切開法二重整形は以下のような方におすすめです。

・まぶたが厚い方
・余分な脂肪も除去したい方
・半永久的に二重になりたい方
・ダウンタイムが長くても問題ない方

切開法は、まぶたが厚い一重の方や、脂肪が多くある方におすすめです。

また、一度施術を受けると半永久的に二重の状態を保てるので、過去に埋没法で失敗した経験がある方も切開法を受けることでくっきり二重を手に入れられる可能性があります。

ただ、まぶたを切る切開法は、ダウンタイムが長い点がデメリットです。術後1ヶ月ほどはお休みを取れる方や、在宅勤務などで人目を気にする必要がない方は、切開法を受けやすいでしょう。

埋没法はこんな方におすすめ!

・まぶたが薄い方
・費用を抑えて整形したい方
・周りにバレずに二重になりたい方
・まぶたを切ることに抵抗がある方

埋没法は切開法と比べて費用が安く、施術時間も短いため気軽に挑戦できる整形方法です。クリニックによっては1万円以下で施術を受けられるところもあるため、あまりお金をかけられない学生さんでも挑戦しやすいでしょう。

また、ダウンタイムの症状が比較的軽く1週間〜1ヶ月程で正常な状態に戻れるので、長期休みが取れない方や、周りにバレずに整形したい方にもおすすめです。

「二重になりたいけど、まぶたを切るのは抵抗がある」という方も、埋没法であれば切開することなく、理想の二重になることができます。

自分に合った施術方法で理想の二重を手に入れて!

今回は二重整形の切開法・埋没法の違いについて解説しました。

切開法と埋没法は、施術方法・費用・持続期間・ダウンタイムなどさまざまな違いがあります。それぞれにメリット・デメリットがあるので、自分に合った施術を受けることが大切です。

自分にはどちらの施術が合っているか分からないという方は、一度クリニックのカウンセリングを受けてみると良いでしょう。理想の二重に合わせて適した施術方法を提案してくれるので、まずは相談しに行ってみてください。