ほうれい線にヒアルロン酸を注入するデメリットは?施術前に知っておくべきリスクとは

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ほうれい線にヒアルロン酸を注入するデメリットとは?本当に入れても大丈夫?

ほうれい線にヒアルロン酸を注入するデメリットとは?本当に入れても大丈夫?

ほうれい線の目立ちは加齢による症状の一つで、くっきり見えるほどに見た目の年齢が高くなりがちです。スキンケアだけではなかなか防げないため、美容医療で何とかしたいと考える方は少なくないでしょう。

中には「ほうれい線にヒアルロン酸を注入したい!」と思う方もいらっしゃるでしょうが、デメリットはないのでしょうか?

今回はほうれい線にヒアルロン酸を注入するデメリットや、施術前に知っておくべきリスクについて解説します。

ヒアルロン酸を注入すると肌のハリがアップするため、ほうれい線が目立ちにくくなるというメリットが得られます。しかし、もちろんメリットだけでなくデメリットもありますので、主なものを5つご紹介していきましょう。

ほうれい線にヒアルロン酸を注入するデメリット1:持続時間が短く繰り返し注入が必要

ヒアルロン酸は肌に注入しても、時間が経つと共に体に吸収されていきます。そのため、ほうれい線に注入しても、永遠に効果を実感し続けられるわけではありません。

ヒアルロン酸の効果の持続時間は注入量によって異なりますが、最長で1年程度、短いと1ヶ月から半年ほどしか持たないのです。ほうれい線が目立ちにくい状態をキープするには、繰り返し注入が必要となります。

ヒアルロン酸注入1本あたりの相場は4〜6万円ですから、3ヶ月に1回注入すると年間で16〜24万円ほどと費用が高額になりがちな点はデメリットです。

ほうれい線にヒアルロン酸を注入するデメリット2:頬が垂れ下がり見た目が不自然に

そもそもほうれい線は、頬が加齢などによってたるむことが原因で目立ちます。

そのため、頬のたるみがそのままの状態でヒアルロン酸を注入すると、頬のたるみ具合によっては、頬だけが垂れ下がって見た目が不自然になる可能性もあるのです。

ほうれい線がくっきり目立っているほど、ヒアルロン酸を注入した際に、頬とほうれい線部分の差が出やすくなります。

ほうれい線にヒアルロン酸を注入するデメリット3:かえって線が目立つ可能性もある

ヒアルロン酸にはさまざまな種類があり、それぞれ固さが異なります。皮膚が薄い部分に注入すると、硬いヒアルロン酸はボコボコとした見た目になる可能性があるため、量や位置を細かく調節しながら注入しなければいけません。

施術を行う医師の腕が低いと、ヒアルロン酸がしこりになりやすく、皮膚の表面がデコボコとしてかえってほうれい線が目立ってしまうこともあります。

ほうれい線にヒアルロン酸を注入するデメリット4:稀に細菌感染が起こることもある

不純物のないヒアルロン酸を使用していれば問題ないですが、薬剤を薄めたり残りを他の患者に回したりしているようなクリニックでは、稀に細菌感染が起こることもあります。

純粋なヒアルロン酸か、注射器を使い回ししていないかを患者が判断することは難しいため、細菌感染のリスクをゼロにできない点はデメリットと言えるでしょう。

ほうれい線にヒアルロン酸を注入するデメリット5:注入時に痛みを感じやすい

ヒアルロン酸注入は注射器を使うため、皮膚に針を刺す際に痛みを感じやすいのもデメリットです。ただし、全く痛くない方もいれば、反対にとても痛かったと答える方もいるように、痛みの感じ方には個人差があります。

とは言え、他の施術と比較すると痛みは強くはありません。表面麻酔や局所麻酔などが使用できるクリニックもあります。

ほうれい線にヒアルロン酸を注入するリスク!組織が壊死(えし)する可能性があるって本当?副作用は?

ネットで調べてみると、ほうれい線にヒアルロン酸を注入すると「組織が壊死する可能性がある」といった記事も出てきますが、これは本当なのでしょうか?また、注入することで副作用が起こることはあるのでしょうか。

ほうれい線にヒアルロン酸を注入すると組織が壊死する?防ぐ方法は?

ヒアルロン酸をほうれい線に注入する際、針の先端が血管内に入ったままだと、動脈が詰まってしまう場合があります。動脈が詰まると組織に血液が行き渡らなくなるため、皮膚や皮下組織が壊死する可能性があるのです。

もちろん、医師は血管に針の先端が入らないよう、細心の注意を払って施術を行います。しかし、未熟な医師が施術を行うとリスクが高くなるため、なるべくヒアルロン酸注入の実績が豊富な医師を選びましょう。

基本的には血管に針が入る危険性がある場所は決まっているため、リスクの高い部位へ施術は行いません。小鼻の横の窪みは動脈が詰まるリスクが高いため、その部分でも施術が可能と答えるクリニックは避けましょう。

稀に「失明」する可能性もあり!100件以上の報告例が

実は先ほどお伝えした動脈が詰まることによって起こるトラブルには「失明」も含まれています。

これまでに報告されているのは、2015年1月までで98例、2015年1月から2018年9月までで48例です。全てがほうれい線にヒアルロン酸を注射した際に起こったわけではないですが、美容施術で薬剤を顔に注入することで失明するリスクはゼロではありません。

ほうれい線にヒアルロン酸を注入して失明する場合、ほとんどの方が注入直後に症状が出ています。基本的には注入後、帰宅してから急に目が見えなくなるということはありません。

ほうれい線にヒアルロン酸を注入することによる失明を防ぐには、
・皮膚の深い部分に注入しない
・鼻の下の中央に注入しない
・大量に注入しない
などに注意してください。

適切な施術を行うクリニックであれば上記の注意点を知っていますので、注入部位・量には注意して施術を行ってくれます。

その他のリスク・副作用と防ぐ方法は事前に知っておくべき

その他には以下の副作用が起こるリスクもあります。

・内出血が起こる
・アレルギーが起こる
・しこりができる
・効果が早く失われてしまう
・皮膚がデコボコになる
・注射部位が腫れる

内出血が起こってもほとんどの場合数日で治ります。ただし、治療後24時間以内に激しく体を動かしたり、アルコールを摂取したりすると、内出血が長引く可能性があるので注意が必要です。長風呂も避けてください。術後24時間は安静に過ごし、軽くシャワーを浴びる程度にしておきましょう。

アレルギーが起こる可能性は1,000人に1人で、起こると腫れ・赤み・かゆみなどの症状が出ます。程度によっては治療などが必要なため、違和感を感じたらすぐにクリニックへ相談してください。

しこりやデコボコは、ヒアルロン酸の量やデザインに注意すれば防げますので、カウンセリング時にしっかりと医師と話し合いましょう。

ヒアルロン酸の量によっては、思ったよりも効果が早く失われてしまう場合もあります。その場合は再注入が必要となるため、量を決める際にどれぐらい効果が持続するかを聞いておきましょう。

稀に術後に注射した部位が腫れることがありますが、数日で回復します。気になって触ると腫れがひどくなる場合があるので、必要以上に触れないよう注意しましょう。

ほうれい線にヒアルロン酸を注入する際のデメリットを解消するための3つのポイント!リスクは低減しよう

ほうれい線にヒアルロン酸を注入するデメリットを見ると「やるのが怖いかも…」と思う方もいるかもしれません。

しかし、デメリットは事前に注意をしておけば解消できます。ここからは解消するためのポイントを3つご紹介しますので、ぜひ参考にして不安なく施術を受けましょう。

デメリットを解消するポイント1:注入量は医師とよく相談すること

見た目が不自然になったり、頬のたるみが悪目立ちしてしまったりするのを防ぐには、適切な量のヒアルロン酸を注入することがポイントです。

どれぐらいの量を注入すれば自然に仕上がるかは医師がよく知っていますから、しっかり相談し、アドバイスを受け入れるようにしましょう。

「たくさん入れたほうが目立たなくなるはず!」と思い、医師がおすすめする量以上に注入すると失敗につながる場合があるので注意してください。

デメリットを解消するポイント2:安さだけを求めず実績・症例数を重視

細菌感染は不衛生な環境で施術を行うこと、壊死・失明は未熟な医師が施術ミスを犯すことで起こります。そのため、安さだけを求めず実績や症例数を重視して医師やクリニックを選びましょう。

実績・症例数はクリニックの公式サイトでチェックできることがほとんどですが、もし記載がなければカウンセリング時に確認することをおすすめします。

デメリットを解消するポイント3:術後は適切な過ごし方を

施術後の過ごし方が不適切だと副作用が起こったり、症状が長引いたりするリスクが高まります。

先ほどもお伝えしたように、術後24時間は、
・激しい運動、激しく体を動かす作業は控える
・過度な飲酒はしない
・長風呂や熱いお湯に浸かるのは控えてシャワーで過ごす
この3つの行動を守りましょう。

クリニックによっては上記の3点に加えて注意すべき点が告げられることもあります。もし他にもあれば、それも守った上で副作用のリスクを少なくしていきましょう。

ほうれい線にヒアルロン酸を注入して後悔した人はいる?不満だった人の失敗談

ではここから、ほうれい線にヒアルロン酸を注入して後悔した人や、不満に感じている人の声をいくつかご紹介していきます。

・膨らみすぎてしまい、見た目が不自然になってしまった。
ヒアルロン酸は入れる量が多いほど膨らみが目立ちます。適切な量なら膨らみすぎるのを避けられますので、注入量はしっかりと医師と相談してください。

・左右非対称になってしまった。
施術の経験が浅いと左右非対称に仕上がってしまう場合があります。実績が多い医師ほどリスクは下げられますので、経験豊富な方に任せましょう。

・頬骨が出っぱったように見えてしまう。
注入量が多かったり、注入部位が適切でないと、頬のたるみだけでなく頬骨まで目立ってしまうこともあります。こちらも適量注入し、腕の良い医師にお願いすることで解消できるはずです。

ほうれい線にヒアルロン酸を注入するとデメリットよりメリットの方が多い!美肌に導くメリットとは

ここまでほうれい線にヒアルロン酸を注入するデメリットについて説明してきましたが、実際にはメリットのほうが多いのです。

たとえば、
・ハリが出ることで線が持ち上げられて薄くなる
・若々しい見た目の印象になる
・顔全体がフラットに見える
・ほうれい線周辺の下垂を防げる
・施術は5分程度で終わるので手軽
・即効性ががあり、早く効果を実感できる
・好きなタイミングで再開、終了できる
などがメリットの一例となります。

その中でも注目すべきなのは、やはりほうれい線が目立ちにくくなることで、顔全体が若々しい印象になる点でしょう。

ほうれい線を薄くするには、頬やほうれい線部分の皮膚にハリを与え、持ち上げる必要があります。肌ハリはスキンケアでも与えられますが、線が薄くなるまでには長い期間が必要です。

その点、ヒアルロン酸注入であれば即効性があるため、数日から数週間で効果を実感できます。効果を持続させるには繰り返し注入が必要ではありますが、「すぐに若々しさを取り戻したい」「スキンケアだけでは満足できない」という方にはぴったりな施術ですので、ぜひ検討してみてください。

ほうれい線にヒアルロン酸を注入するメリット・デメリットを正しく理解して若々しい見た目を手に入れましょう

ほうれい線にヒアルロン酸を注入すると、場合によっては皮膚の表面がデコボコしたり、皮膚が壊死してしまったりなどのデメリットがあります。

しかし、デメリットの多くは医師選びや注入量、注入箇所に慎重になることで解消することが可能です。もちろんデメリット以上のメリットがありますので、ほうれい線がくっきり目立つことに悩んでいるなら、一度施術を受けてみても良いでしょう。

施術に満足するためには、メリットとデメリットの両方を正しく理解することが重要です。その上でカウンセリングへ行き、不安な点を解消してから施術を受けると思い通りの仕上がりになるでしょう。