ポテンツァとダーマペンは何が違うの?効果や値段、痛みなど徹底解説
ポテンツァとダーマペンは何が違うの?効果や値段、痛みなど徹底解説
ポテンツァとダーマペンの施術は一見すると似ているように思えますが、効果や対応している症状などが異なります。
ここでは、ポテンツァとダーマペンの効果・値段・痛み・ダウンタイムなどの違いを徹底解説します。
【ポテンツァとダーマペンの違い①】効果
ポテンツァとダーマペンを比較すると、ポテンツァの方が1回でより高い効果が期待できます。しかし、敏感肌の方には、ポテンツァの施術に含まれる「RF照射」が強すぎる可能性があるため、ダーマペンが適切な場合もあります。
現行モデルの「ダーマペン4」は16本の針で1秒間に1920個もの穴を開けることができる美容機器です。針の長さは0.1mm単位、針を刺す速度は5段階で調節でき、肌の状態やパーツの特徴に合わせた細やかな施術が可能です。
ポテンツァとダーマペン、どちらがご自身の肌に適しているか、医師としっかり相談して選択してください。
【ポテンツァとダーマペンの違い②】効果のある肌
ポテンツァとダーマペンはともにマイクロニードルで肌に穴を開け、創傷治癒効果を利用して肌の再生を促す治療法ですが、ポテンツァはそれに加え高周波の熱作用と薬剤導入による美肌効果が期待できます。
それぞれに期待できる効果(症状)は以下の通りです。
施術名 | ポテンツァ | ダーマペン |
---|---|---|
効果(症状) | 肝斑、ニキビ、ニキビ跡(クレーター)、毛穴の開き、赤ら顔・酒さ、小じわ、たるみ、くすみ、ハリつや向上、肌質改善、リフトアップ | ニキビ、ニキビ跡(クレーター)、毛穴の開き、小じわ、くすみ、ハリつや向上、肌質改善 |
上記の通り、ポテンツァはダーマペンでは対応が難しい「肝斑」「赤ら顔・酒さ」「リフトアップ」目的の治療も可能です。施術方法は似ていますが、ご自身の肌悩みや目的に応じてどちらを選択するか決めるとよいでしょう。
【ポテンツァとダーマペンの違い③】施術方法
ポテンツァはマイクロニードルを肌に刺すと同時に、針先から高周波RFを照射する施術です。また、針を抜くのと同時に薬剤が注入される「ドラッグデリバリーシステム」を採用したポンピングチップが使用できるという特徴があります。
一方、ダーマペンもポテンツァと同様にマイクロニードルで肌に穴を開ける施術ですが、高周波機能やドラッグデリバリーシステムは搭載されていません。肌に穴を形成した後は、手動で薬剤を塗布していきます。
【ポテンツァとダーマペンの違い④】痛み
ポテンツァもダーマペンも、肌に針を差す時にチクッとした痛みや熱感を伴います。ポテンツァでは、針を刺す痛みに加えて高周波の熱エネルギーによる刺激も伴うため、ダーマペンより痛みを感じる方が多いようです。
とはいえ、針を刺す深さや使用するチップなどによっても痛みの感じ方は異なります。また、ほとんどのクリニックでは麻酔を使用できますので、痛みが心配な方は医師に相談してみましょう。
【ポテンツァとダーマペンの違い⑤】ダウンタイム
一般的に、ポテンツァのダウンタイムは1~2日程度、ダーマペンのダウンタイムは1週間程度で、ポテンツァの方がダウンタイムを軽減できると言われています。
これはポテンツァで照射する高周波に止血作用があり、副作用が現れにくいためと考えられます。肌のザラつきや乾燥は1週間ほど続く可能性がありますが、赤みや腫れは1〜2日でほとんど目立たなくなるでしょう。
【ポテンツァとダーマペンの違い⑥】施術間隔
ポテンツァは4~6週間に1回の頻度で3~5回、ダーマペンも同じく4~6週間に1回の頻度で5~10回の施術が推奨されています。ポテンツァの方が費用はかかりますが、1回あたりの効果を実感しやすいため、ダーマペンよりも少ない回数で肌質改善効果が期待できます。
【ポテンツァとダーマペンの違い⑦】費用
ポテンツァ1回あたりの相場は10万〜13万円、ダーマペン1回あたりの相場は2万〜5万円です。クリニックや使用する薬剤によって費用は変動しますが、ダーマペンの方が比較的受けやすい施術と言えるでしょう。ただし、ダーマペンでは治療できない肌悩みがあったり、ダウンタイムが異なったりしますので、事前のカウンセリングで医師としっかり相談しましょう。
ポテンツァとダーマペンは結局どっちがいいの?症状や目的別におすすめを紹介
ポテンツァとダーマペンの違いは分かったけど、自分の場合は結局どちらを選べばいいのか迷ってしまいますよね。ここではポテンツァとダーマペン、どちらを選ぶべきか症状別におすすめの施術をご紹介します!
肝斑・赤ら顔の改善を目指す人
頬や目尻下あたりに曖昧な輪郭で広がった肝斑、またはいわゆる「りんごほっぺ」などの赤ら顔にお悩みの人にはポテンツァがおすすめです。
上述したように、従来のダーマペンは肝斑・赤ら顔の治療に対応しておらず、ポテンツァのみ有効とされています。
ポテンツァはメラノサイト周辺にエネルギーを届けることができるため、肝斑治療に効果が期待できます。また、皮膚の浅い部分から深い部分にまで高周波エネルギーをマイルドに照射できるため、赤ら顔の原因となっている血管が新しく作られる働きを抑えられます。
深いクレーターなどのニキビ跡の改善を目指す人
ポテンツァとダーマペンはどちらもニキビ跡やクレーターの治療に適した治療法ですが、より深刻なクレーター肌にはポテンツァがよりおすすめです。
ポテンツァには、ニキビ跡やクレーター治療、スキンリジュビネーション(肌の若返り)治療に対応した「水光RFモード」が搭載されているため、重度のクレーター肌にもアプローチが可能です。
また、ポテンツァ専用の薬剤であるマックームには、コラーゲンを増生させて肌の凸凹を滑らかにする効果が期待できます。ダーマペンでは十分な効果を得られなかった人でも、ポテンツァであれば改善できる可能性が高いです。
毛穴の開き改善を目指す人
毛穴の開き改善を目指す人には、ポテンツァとダーマペンどちらも効果が期待できます。マイクロニードルで穴をあけたときの創傷治癒作用によってコラーゲンの生成が促され、毛穴の引き締めや肌質改善につながるでしょう。
また、毛穴のタイプによってはポテンツァの方がよりおすすめです。ポテンツァには高周波エネルギーによるタイトニング(肌の引き締め)作用があるため、加齢によるたるみ毛穴に有効です。さらに、皮脂の分泌量が多いタイプの毛穴(別名:すり鉢毛穴・テカリ毛穴・乾燥毛穴)にはダーマペンが効きにくいと言われており、回数が必要になります。
しわやたるみ改善を目指す人
しわやたるみを改善して若々しさを取り戻したい人には、ポテンツァがよりおすすめです。ポテンツァはRF(ラジオ周波)エネルギーを使用し、皮膚の深部に熱を供給することでコラーゲンとエラスチンの生成を促進します。この作用によって皮膚が引き締まり、シワやたるみが改善される傾向にあります。
ダーマペンもコラーゲン生成を促す効果がありますが、ポテンツァの方が深部まで作用するため、より効果的と考えられます。
鼻や目元などの細かいところを重点的に治したい人
小鼻の黒ずみや目元の小じわなどを治療したい人には、ペンタイプで細かい部分までアプローチできるダーマペンがおすすめです。針の長さをより細かく調節できるため、箇所によって異なる症状がある場合でも効果的な治療が可能です。フェイスラインなどの湾曲している部分にもあてやすいという特徴もあります。
敏感肌の人
敏感肌の人にはダーマペンがおすすめです。上述した通り、ポテンツァは効果的ですが、RFエネルギーが敏感肌には強すぎる場合があります。事前に医師としっかり相談し、どちらの施術がより適切なのか選択しましょう。
少ない回数で高い効果を実感したい人
忙しくて何度もクリニックに通えないなど、少ない回数で高い効果を実感したい人にはポテンツァがおすすめです。必要な施術回数は肌の状態や求める効果によって異なりますが、一般的に、ポテンツァの方が1回で効果を実感しやすく、ダーマペンと比べると少ない回数で肌質の改善が期待できます。
効果を1年持続させるためには、ポテンツァで約3回、ダーマペンでは約5回の施術が必要な回数の目安と言われています。
費用を抑えたい人
なるべく安く美肌を目指したい人にはダーマペンがおすすめです。上述した通り、ポテンツァは10万〜13万円、ダーマペン1回あたりの相場は2万〜5万円ですので、ダーマペンの方が定期的に受けやすいでしょう。
また、ダーマペンは導入しているクリニックが多いため、割引キャンペーンなどが頻繁に行われている傾向があります。キャンペーンやダーマペンの費用が気になる人は、後ほどご紹介する「ダーマペンがおすすめのクリニック3選」をチェックしてくださいね♪
痛みを抑えたい人
施術中の痛みが心配な人はダーマペンが無難です。上述した通り、ポテンツァの方が針を刺す痛みプラス高周波の熱エネルギーによる刺激も伴うため、痛みを感じやすいとされています。しかし、その一方で、皮膚を軽く吸引しながらスピーディーに照射と導入が可能なため、痛みが和らぐ作用もあります。
痛みの感じ方には個人差があり、どちらが痛いかは一概には言えないため、医師の説明をしっかり聞くとよいでしょう。なお、施術前に局所麻酔クリームを使用すれば、どちらの治療でも痛みの軽減が可能です。
ダウンタイムを抑えたい人
術後のダウンタイムを抑えたい人にはポテンツァがよりおすすめです。上述した通り、ポテンツァのダウンタイムは1~2日、ダーマペンのダウンタイムは1週間程度と言われており、ポテンツァの方がダウンタイムを軽減できる場合が多いです。
また、同じ針の長さで施術した場合、ポテンツァよりも症状が長引く傾向にあります。マイクロニードルを肌の奥深くまで到達させる深いニキビ跡やクレーターなどの治療では、2週間程度ダウンタイムが続くこともあるため、ご自身のライフスタイルなどに応じて施術を選択しましょう。
編集部まとめSUMMARY
ポテンツァが向いている人はどんな人?
・肝斑や赤ら顔を治療したい人 ・少ない回数で効果を実感したい人 ・しわやたるみを改善したい人 ・ダウンタイムを短くしたい人 ・ダーマペンで効果を得られなかった人
編集部まとめSUMMARY
ダーマペンが向いている人はどんな人?
・小鼻な目元などの細かい部位を治療したい人 ・ヴェルベットスキンなどの組み合わせ治療が気になっている人 ・費用を抑えて美肌になりたい人 ・ 痛みに弱い人
ポテンツァ・ダーマペンがおすすめのクリニックの選び方とは?クリニックの選び方3選を紹介
ポテンツァとダーマペンの違いを理解できても、どのクリニックを選んだらよいか迷ってしまいますよね。ここでは、ポテンツァとダーマペンを受ける時のクリニックの選び方のコツをご紹介します。
【クリニックの選び方①】麻酔やアフターパックが無料なクリニックを選ぶ
ポテンツァもダーマペンも、施術の際はチクっとした痛みや熱感を伴います。痛みが心配な人は施術料金に麻酔代が含まれているクリニックを選ぶと安心ですよ。また、なかにはアフターパック代が無料のクリニックもあります。術後は肌が敏感な状態に傾いています。薬剤のオプションをつけず、術後すぐのケアができない場合は、このようなクリニックがおすすめです♪
【クリニックの選び方②】最新機種ダーマペン4の導入やポテンツァのチップが豊富なクリニックを選ぶ
最新機種である「ダーマペン4」と従来の「ダーマペン3」の機能には、以下のような違いがあります。
ダーマペン4 | ダーマペン3 | |
極細針の数 | 16本 | 12本 |
1秒間に開けられる穴の数 | 1920個 | 1300個 |
表の通り、針の数が増えたうえ、1秒間あたりにあけられる数も増えたため、ダーマペン4の方がよりきめ細かく、より早く施術ができます。せっかくダーマペンの施術を受けるのであれば、ダーマペン4を導入しているクリニックがおすすめです。
また、ポテンツァは、施術目的や患部の状態に合わせた多種多様なチップを利用できますが、扱っているチップの種類はクリニックごとに異なります。チップの種類が多いクリニックほど様々な肌悩みを治療できるためおすすめです。
【クリニックの選び方③】無料カウンセリングがあるクリニックを選ぶ
ポテンツァとダーマペンのどちらを選んだらよいか、悩んでしまう人は多いです。自分では希望の施術が決まっていても、カウンセリングで医師の診断を受けた結果、変更することも多々あります。
どちらの施術がより自分に適しているのかゆっくり相談するには、カウンセリングが無料のクリニックがおすすめです。大手クリニックであれば無料のところが多いですが、なかには分単位で料金が設定されていたり、延長料金がかかったりするところもあります。
ダーマペンがおすすめのクリニックはどこ?おすすめのクリニック3選をご紹介
ダーマペンを受ける際にはクリニック選びも非常に重要です。クリニックを選ぶ際には前項でご紹介した3つのポイントにに注目して選びましょう!
上記のポイントをおさえ、さらにダーマペンが人気なおすすめのクリニックは「品川美容外科」「エミナルクリニック」「エトワールレジーナクリニック」ですよ♪
皮膚画像解析システムを採用しオーダーメイドの施術を提供するクリニック
エトワールレジーナクリニック
評価 | 5.0 |
---|---|
店舗 | 2院 |
営業時間 | 月~金 12:00 ~ 21:00 /土日祝日 11:00 ~ 20:00 |
※人気順は当サイト経由での月間の予約申し込み数の多い順に表示しています。
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